2024年細菌学教室(1914年開設)は、創設110周年を迎えました。細菌学教室は、巨人軍(写真)より20歳年上で、東京駅(写真)と同じ年齢です。新BSL3実験施設も110周年記念(?)で、新たに稼働する予定です。
益々、頑張っていきましょう。
2024.7.16
早坂舞さんご主人の転勤のため退職。
いつも綺麗なしっかりした仕事をしてくれていた、早坂舞さんが関西に転勤になりました。関西でも、子育てとお仕事をしっかりされていかれることでしょうね。
2024.4.21
結核の発症を抑制している人で結核防御的なサイトカイン産生を惹起している結核性蛋白質MDP1について、結核菌で付加される翻訳後修飾(吉田豊等 BBRC 2024参照)が、その抗原性に重要であること、およびワクチンとして核酸アジュバントとの組み合わせが有望であることを示しました。
プレスリリースされています。
https://www.eurekalert.org/news-releases/1048585
2024.4.10
安田先生等は、MDP1に対するIFN-gamma応答が、結核発症リスクの低い人に多い(逆に患者さんでは有意に低値)ことをフィリピンでのフィールド研究によって始めて見いだし、論文発表されました。結核の発症診断やワクチン(IFN-gammaは防御的サイトカインです)を考える上で、非常に貴重なデータだとおもわれます。
新聞等にも掲載されています。
https://www.jinsenkai.or.jp/kitafukushima/news/article.html?news=112
2024.1.25
抗酸菌に特有の天然変性蛋白質MDP1が、両面テープのようにDNAが凝集して、休眠を誘導をするメカニズムを示し、菌の長期生存や薬剤トレランスが誘導されることを示唆しました。
抗酸菌に特有の休眠機構があることを、分子と構造から解読した記念碑的論文とおもわれます。
プレスリリースされています。
https://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2024/02/240213rs2.pdf
2024.5.31-6.1
出島メッセ長崎で行われた、第99回結核・非結核性抗酸菌症学会のシンポジウム「非結核性抗酸菌症の基礎研究」で、西山 晃史講師が、下記の講演をおこないました。
「抗酸菌の天然変性ヒストン様蛋白質-その機能と休眠菌形成における役割」
2024.0418
Setyawan Muhamadrendyさんが半年間の特別研究生としての研修を終え、アイルランガ大学(インドネシア)に帰国されました。奥田修二郎先生、瀧原速仁先生にも、大変お世話になりました。
2024年3月、博士課程大学院生Amina Shaban Kabosaさんと竹石 惇樹 君が、博士号を取得(写真)、それぞれ2024年4月1から、当細菌学教室助教、北海道大学医学研究院免疫学分野 特任助教に赴任しました。
2024年4月、阿部透君(新潟大学大学院自然科学研究科博士研究員)が、新潟大学大学院医歯学総合研究科細菌学分野 助教に赴任しました。
修士課程大学院生に古川 久美子さん、Zakiyathun Nuhaさん、中村 可琳 さんが入学しました。
博士課程にバングラデシュからの国費留学生、Shafiul Islamさん、Mahin Rezaさんが入学しました。
特任助手として、塩谷 美夏さん、早坂 舞さん、今井 美紀さんが加わりました。
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