2024.1
ケニア、ビクトリア湖湖畔児童の栄養と寄生虫感染の相関を解析した貴重なデータを出版されました。
Kishino, M., A. Hida, E. A. Chadeka, M. Inoue, M. Osada-Oka, S. Matsumoto, S. M. Njenga, S. Hamano, and S. Nagi. 2024. Association between diet quality and risk of stunting among school-aged children in Schistosoma mansoni endemic area of western Kenya: a cross-sectional study. Trop Med Health 52: 12.
PS土井 洋平 先生、PO松浦 善治 先生、平井 敬二 先生、AMED 周藤 健治 様、尾高 正朗 様に新潟大学まで来校いただき、プロジェクトの進捗について、長時間議論いただきました。お疲れ様です。ありがとうございました。
2023.11.27-29
松本が、SATREPS関連会議で、ジャカルタにて講演しました「Basic Knowledge for the development of drugs against tuberculosis」
2023.11.24-25
藤田医科大学にて西山 晃史講師と立石 善隆准教授が日米国内部会で、山崎智也君と坂井ふたばさんが抗酸菌研究会でそれぞれ発表をおこないました。
坂井さんは保健学科の卒検生で初めての学会発表でしたが、先輩の山崎君と落ち着いて内容のある良い発表でした。
2023.11.18-19
松本が、国際シンポジウム(スラバヤ)で講演しました
「Immune responses to Mycobacterium tuberculosis proteins and their application to TB diagnosis and vaccine development」
2023.11.14-15
西山 晃史 講師が、名古屋国際会議場で行われた、生物物理学会シンポジウムで講演しました。
「抗酸菌の天然変性ヒストン様タンパク質MDP1 —その機能と抗結核創薬標的としての可能性」
M3下村百合華さん、川村笑巧君、池麟太郎君が2ヶ月の研究成果を発表しました。下村さんと川村君は、西山先生の指導のもと休眠のメカニズムを、池君は、早坂さんの指導のもと、物質の結合をバイオレイヤー干渉法等で解析しました。実験を楽しめましたでしょうか。実習、お疲れ様でした。
2023.10.30-11.3
第96回日本生化学学会大会@福岡国際会議場・マリンメッセ福岡
シンポジウムー休眠・冬眠研究の最前線で、松本が講演しました。
「抗酸菌の天然変性ヒストン様蛋白質による休眠誘導」
2017年まで細菌学教室に在籍し、スエズ運河大学・スエズ運河大学-両校の教授になられたシャイマ・エナニー氏が来校しました。
研究室出身のAnna SavitskayaさんとShymaa Enanyさんが、編集した科学書が出版されました。卒業生の活躍、嬉しいですね。
松本が、エジプトを訪問・エジプト国軍医科大学で講演を行いました。
「Longevity of human being and long living mycobacteria」
2023.9
結核菌が産生するMDP1に付加される、多数の翻訳後修飾を質量分析によって、一挙同定する方法を開発し、論文発表いたしました。吉田先生は、御定年から?年経て、すごいですね。
Yoshida, Y., A. Nishiyama, D. N. S. Suameitria Dewi, T. Yamazaki, A. Yokoyama, D. Kobayashi, H. Kondo, Y. Ozeki, and S. Matsumoto. 2023. Limited proteolysis of mycobacterial DNA-binding protein 1 with an extended, lysine-rich, intrinsically disordered region to unveil posttranslational modifications. Biochem Biophys Res Commun 681: 111-119.
2023.8.29
結核ワクチンBCGにおいて、MDP1をノックダウンするとBCGの免疫原性が顕著に低下することを発見しました。BCGワクチン効果を考える上で、非常に重要な知見とおもわれます。
Shaban, A. K., G. Gebretsadik, M. Hakamata, H. Takihara, E. Inouchi, A. Nishiyama, Y. Ozeki, Y. Tateishi, Y. Nishiuchi, T. Yamaguchi, N. Ohara, S. Okuda, and S. Matsumoto. 2023. Mycobacterial DNA-binding protein 1 is critical for BCG survival in stressful environments and simultaneously regulates gene expression. Sci Rep 13: 14157.
2023年6月10日-11日(東京、京王プラザ)
立石 善隆、抗酸菌のバイオフィルム
(シンポジウム、抗酸菌基礎研究のトピックス -基礎研究は面白い-)
元大学院生―井上学君が中心になって開発したブロスミックSGMの案内もありました。とても頑張っています。
2023年5月18-19日、札幌
松本壮吉(特別講演)。人の長寿と長生きの抗酸菌;抗酸菌が、ゆっくりと生きて頻繁に眠るしくみから、薬剤開発への展開を考える(後に総説になりました)。写真;北大牛乳
3年ぶりに非常勤講師の先生方が来校され、対面での講義を行いました。
また、国立感染症研究所名誉所員の小林和夫先生が奥様と同伴で講義にきてくださいました。
写真:国立感染症研究所名誉所員の小林和夫先生と奥様、千葉大の知花博治先生
2023年5月2日、アイルランガ大学との共同研究でお世話になった真鍋様が、JICAの駐留員としてブータンに出立されました。感染症を気にして、ささやかな送別会を開きました。
2023.4
Setyawan, M. F., N. M. Mertaniasih, S. Soedarsono, Z. Nuha, Y. Maladan, and S. Matsumoto. 2023.
Frendyさん達が、インドネシアーSoetomo病院の結核患者由来ベタキリン耐性結核菌について調べ、誌上報告しました。
Mycobacterium tuberculosis - atpE gene profile of bedaquiline-treated pulmonary tuberculosis patients at the referral hospital Dr. Soetomo, Indonesia. Int J Mycobacteriol 12: 122-128.
2023.4.4
結核流行地における簡便な結核診断が求められる中、結核菌から直接精製した蛋白質を使用することで、感度よく結核患者を診断できることを、インドネシアの病院ベース研究で見いだしました。
Dewi, D., N. M. Mertaniasih, Soedarsono, K. Hagino, T. Yamazaki, Y. Ozeki, W. T. Artama, H. Kobayashi, E. Inouchi, Y. Yoshida, S. Ishikawa, A. K. Shaban, Y. Tateishi, A. Nishiyama, M. Ato, and S. Matsumoto. 2023. Antibodies against native proteins of Mycobacterium tuberculosis can detect pulmonary tuberculosis patients. Sci Rep 13: 12685.
山崎 智也 君が、博士課程に進学しました。山崎君は、未来のライフ・イノベーションを創出するフロントランナー育成プロジェクト支援対象者(新潟大に選抜されました! 奨学金(返済不要)と研究費が支給されます。
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